画像クレジット: NIAID/複製

アンソニー・ファウチ氏、バイデン氏の保健顧問を辞任へ

米国で新型コロナウイルス感染症との戦いを主導した米国の疫学者アンソニー・ファウチ氏は今週月曜日(19日)、同国のジョー・バイデン大統領の保健顧問を今後は務めないと発表した。

ファウチ氏(81)は声明で、38年間務めた国立感染症研究所(NIAID)所長の職を辞任するとも述べた。

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この医師は、当時米国大統領だったドナルド・トランプの否定的な演説に反対したことで世界的に知られるようになった。

当時、トランプ大統領はマスク着用義務やその他の防護策を無視したほか、経済活動の再開を遅らせるよう求める医師の要請を否定した。

ファウチ氏はすでに7月、ジョー・バイデン氏の任期が終わるまでホワイトハウス保健顧問の職を離れると述べており、バイデン氏はホワイトハウスからのメモの中で同医師に「深い感謝の意」を表明していた。

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「博士の多くの貢献に感謝します。ファウッチ氏の公衆衛生への尽力により、米国および世界中で多くの命が救われた」と大統領は述べ、「ファウッチ氏のおかげで国はより強く、より回復力が増し、より健康になった」と付け加えた。

(AFPからの情報で)

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